当センター先端研究・地域連携部門 医療・福祉工学領域長の濵田先生が鹿児島大学ベストティーチャー賞最優秀賞を受賞!

この度、当センター所属の理学部・理工学研究科(理学系)化学プログラム准教授
濵田季之先生が、見事「令和7年度ベストティーチャー賞最優秀賞」を受賞されました。
受賞を記念し、授業の工夫、学生への想い、研究への熱意、また、普段なかなか見ることのできない先生の素顔など貴重なお話を伺いました。

受賞された化学プログラムの濵田先生 
最優秀賞の賞状を手に
研究室の学生たちと

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◾️一番に受賞を報告した相手とは?

学生からの授業アンケートで高い評価を受け、見事最優秀賞に輝いた濵田先生。
選考結果のメールが届いた瞬間、一番に喜びを伝えたのは「研究室の学生たち」、そして「ご家族」だったそうです。学生たちには、メールで届いた選考結果を研究室の掲示板にポスターのように貼ってお知らせしたのだとか。

◾️愛のある授業の工夫

有機化学の授業では、高校の化学の内容の理解が不十分な学生も多いため様々な工夫がなされています。
まず、授業の理解を深めるため事前に15分ほどの予習動画を用意。しかし、あまりおしゃべりが得意ではないという濵田先生。学生へ「眠くならないように1.5倍速で観てね」と伝えているそうです。
また、宿題の解答では教科書の解説を先生自ら、わかりやすく手書きで説明。
さらにテスト前日は、夜遅くから勉強を始める学生も多いことから、午後に教室を開放して自習&質問タイムを確保。参加できない学生へは、この時間に上がった質疑応答を共有するなど、きめ細かな配慮も欠かしません。
今回の受賞の際には、学長から“学生への愛を感じる”と絶賛された濵田先生。
学生評価アンケートでも「丁寧」の文字が並び、また「安心して質問ができました」など先生の温かさの伝わるコメントも多く見られました。

愛のある手書きの解答例

◾️実はあのキャラクターも!?「海綿」の研究で命を救う

濵田先生のご専門は海綿から”薬のもとになる物質(シーズ)”を見つけることです。海綿はダイビング免許を取得し自ら海に潜って採取されています。「その海綿は最初は毒かもしれないけど、ちょっと切り分ければ薬になるし、その毒を少量使えば薬になることも。」と語る濵田先生。
実は、アニメのスポンジ・ボブの主人公もこの海綿がモデルだそうです。
濵田先生の研究室では天然資源からの抗がん剤シーズの探索を主体に研究されていますが、新型コロナウイルス感染症の治療に繋がる医薬シーズも探しているとのこと。例えば、アジア料理でおなじみのガパオライスで使われる「ホーリーバジル」という薬用植物から培養細胞レベルで新型コロナウイルスに効くものも見つけたそうです。

【鹿児島大学HP】 「鹿児島の薬用植物から新型コロナウイルス感染症の治療薬シード化合物を発見!!」
https://www.kagoshima-u.ac.jp/topics/2024/12/post-2271.html

また、最近では、ヤマモリ株式会社様との共同研究で、新型コロナウイルスへの薬効が知られているクロロゲン酸を多く含んでいるタイ野菜から、新規物質を得るなど、身近な植物を使った研究に精力的に取り組まれています。
さらに、研究活動に取り組みながら、学会でベストプレゼンテーション賞など受賞する優秀な学生たちを、多くの面で手厚くサポート。研究室での深い絆が伝わります。

海綿採取のため自らダイビング

◾️ベストティーチャーは “ベストファーザー”!?

ご家庭では二人の子どもを持つお父さん。すでに子どもたちは進学等で巣立ってしまったそうですが、今年の3月までお子さんの高校3年間、毎日お弁当を作り続けたそうです。
最初はパサパサだった卵焼きも試行錯誤を重ね、パプリカを添えて彩りを考えるなど愛情たっぷりな「The 男の料理」のお弁当と日々の食事を作られていたとか。
休日は水泳で汗を流し、大学の事務職員の皆さんとバドミントン大会に参加されるなど、とってもアクティブな面もお持ちです。

娘様の高校最後のお弁当

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改めまして、この度は最優秀賞の受賞おめでとうございます。
今回のインタビューを通じて、情熱あふれる教育や研究への取り組みなど、先生の大切な想いを深く知ることができました。

これからも、濵田先生と研究室の皆様の今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます。

濵田先生の詳しい研究内容はこちら↓
https://hamadasite.jimdofree.com

授賞式の様子と受賞コメントはこちら↓
https://www.kagoshima-u.ac.jp/education/bt-r7.html