DXコネクトセンターシンポジウム2025を開催しました
2026年2月10日(火)、鹿児島大学稲盛会館キミ&ケサメモリアルホールにおいて、理工学研究科DXコネクトセンター主催による「鹿児島と日本の未来を担う高度情報専門人材育成― 理工学研究科の地域連携とこれからの挑戦 ―」をテーマとしたシンポジウムを開催しました。
当日は、会場とオンラインを併用したハイブリッド形式で実施し、会場参加146名、オンライン参加45名の計191名の参加者となりました。県内高校生をはじめ、県内外の企業関係者など、多くの方にご参加をいただきました。
開会にあたり、本学の宮本篤企画・社会連携担当理事より挨拶があり、司会・進行は本センター先端研究・地域連携部門長の木下英二教授による司会進行のもと、プログラムが進行しました。
講演は、高度情報専門人材育成のために着任された4名の理工学研究科特任教員よりそれぞれの専門分野に基づく話題提供が行われました。まず、特任教授 勝眞一郎先生より「生成AI時代のプロジェクトマネジメント」と題して、生成AI時代に求められるプロジェクトマネジメント人材の育成や大学教育における生成AI活用について、具体例を交えてご紹介いただきました。続いて、特任教授 屋附秀司先生より「情報科学実践演習における取組みと課題」と題して、実践演習の具体的な内容および、演習後アンケート結果に基づく今後の課題についてご説明いただきました。




さらに、特任准教授 加葉田雄太朗先生より、「かたちと特徴の幾何学」と題して、「いろいろなぐにゃぐにゃ」を数学的に研究する視点をご紹介いただきました。日常にある曲線の例をもとに、それらが満たす規則性について解説され、線形代数や微分積分を用いて形状を数学的に表現できることが示されました。さらに続いて、特任助教 桃木光輝先生より、「数理情報科学プログラムにおける統計科学教育・研究について」と題し、具体的な事例を用いて教育内容を紹介するとともに、統計的手法の開発における数学的アプローチや研究上の課題についてご説明いただきました。
パネルディスカッションでは、本センターDX教育推進グループ長の松元隆博教授をモデレーターに、4名の講演者をパネリストとして迎え、「生成AI時代の情報教育」をテーマに討議が行われました。今後の生成AI時代の情報教育をどのようにしていくのか、高校生や教育現場の参加者から寄せられた質疑に対し本学教員が専門的な観点から意見を共有し、生成AI時代における課題と今後の情報教育の展望について活発な議論が展開されました。
閉会にあたり、本学理工学研究科長である小山佳一センター長より、本シンポジウムを通じて、多くの参加者とともに高度情報専門人材育成に関する課題や今後の取り組みについて多様な視点を共有できたことへの謝辞が述べられ、今回の成果が今後の活動の推進に寄与するとの挨拶がありました。




このほか、同会場ではポスターブース展示を実施しました。ポスターブースでは、本学情報科学プログラム所属研究室による研究紹介に加え、本シンポジウムへご協賛いただいたセンター協議会企業および高校生による研究発表ポスターを展示しました。
また、休憩時間には協賛企業のCM上映やテロップ配信を行い、県内企業の紹介を行うなど、新たな試みも実施しました。これらの企画により、企業の皆さまにとっても自社の技術・活動を効果的に発信できる貴重な機会となり、来場者からも高い関心が寄せられました。



